音楽で健康を支える
高齢者福祉
音楽支援専門士

高齢者の健康に必要とされるものとして、 “音楽”が注目されています。
昨今、高齢者の病気の1つに有名な認知症ですが、音楽がきっかけで心理的症状の緩和に有効であるというデータが増えております。中でも、音楽を使った活動をきっかけに豊かな心を取り戻し、老後の新たな喜びとして認知されはじめています。

音楽家として生活することは大変!でも、諦められない魅力的な音楽の仕事。
音楽家として生活していくことは大変です。また、音楽経験があってもブランクがあったり、演奏技術に自信が持てずに、音楽家を諦める方が大勢います。
しかし一方で、自分のやりたい事を考えた時に「音楽の仕事がしたい」と振り返る方も多く、「目の前の人に音楽を届ける」、ただそれだけなのに、こんなにも音楽の仕事は魅力的でやりがいあるものなのです。
高齢者福祉音楽支援専門士養成課程
福祉分野で活躍できる 音楽支援について学ぶ
音楽支援は、音楽療法の福祉的アプローチをベースにしており、音楽活動を通して、個人やグループに福祉的支援を行うことを目的としています。
本講座は、音楽を奏でることだけではなく、奏でた音楽を利用して高齢者の心と身体の健康を支える技術を学び、福祉の現場で活躍できる方法を身に着けることができる講座です。
福祉の現場では、これから益々「心の健康」が求められていきます。新たな音楽のお仕事として、福祉分野で活躍してきた私たちだからこそ、伝えられる想いがあります。

高齢者福祉
音楽支援専門士の特徴
高齢者福祉のための音楽支援が学べる講座です。
高齢者の「心と身体の健康」を支えるために必要な知識だけではなく、実際に現場を経験しながら実践的プログラムを学ぶことができるので、修了後すぐに現場で活躍することができます。
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座学はもちろん、実習でも第一線で活躍する経験豊富な講師が個別に担当するため、実践に役立つ「知識と経験」をじっくりと学ぶことができます。
音楽支援は、「人×人」の触れ合いです。どんなに優れた音楽技術を持っていても、人と関わるためのコミュニケーション方法や支援職としての心構えが必要です。音楽技術だけではなく、対人スキルについても学んでいきます。
音楽の経験が少しでもある方なら誰でも学べます。
音楽を聴くことが好き、演奏することが好き、どんな方でも学んでいただけます。「仕事の幅を広げたい」、「音楽を福祉に活かしていきたい」といった未来に向けて、魅力的な講座です。
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本講座では、実習課題にピアノやキーボードでの伴奏が求められますが高度な伴奏は必要ありません。楽器未経験の方でも気軽に学習することができ、受講期間中の努力次第で十分に乗り越えることが出来ます。
それでも自信が持てない、けどできるようになりたい!という方のために、ピアノ演習プログラム(別途有料)をご用意しております。
仕事に繋がるプログラム
資格取得&お仕事の紹介
本講座を修了された方は当協会認定 高齢者福祉音楽支援専門士の資格を取得いただけます。また、修了試験で一定以上の成績を修められた方へは、実際に委託契約を結び、定期的なお仕事をご依頼いたします。(対応エリア:関東首都圏)
活動支援サービス
セカンドワークとしてなど、個人で活動していきたい方のために、活動支援プログラムを準備しています。実際に施設様で利用できるプログラムの提供やノウハウ、事務サポート、実施していく上での悩みやトラブルに関する相談などを一貫して行う独自サービスです。(※サービスのご利用には、事前審査がございます。)
アクティビティに活かせる
高齢者を対象にした音楽支援のプログラム作成から実施まで一貫して行うことができるようになるため、高齢者施設で働かれる方にとっては、レクリエーションに困ることはなく、ご利用者様に大変お喜びいただけます。また、高齢者を対象とした自治体や自主的グループでの活動にも活かすことができます。
オンラインで学ぶことができ、距離を気にすることはありません。
前期課程は実践に向けて、テキストと映像を利用して必要な知識を学ぶ内容となっており、好きな時間に、好きな場所で学習していただけます。
また、後期課程ではテキスト学習の他、スクーリングや実習がありますが、すべてがオンラインに対応していますので、実際に通うことなく修了することができる内容になっています。
※ご自宅での受講が難しい場合、配慮できることもありますので事前にご相談ください。
本講座を主催する音楽支援専門士協会は、株式会社Wellone'sが運営・管理している団体です。
株式会社Wellone'sでは、「生きにくい人が生きよい未来のある国に」を目指して、首都圏の施設を中心に年間3.500回以上、延べ人数にして年間7万人以上に音楽療法を提供している他、音楽療法士のサポート、セミナー、各種講演や、音楽療法を特色とする放課後等デイサービス・児童発達支援事業所の運営など、音楽を活用した幅広いサービス事業を展開しています。
修了生の主な進路
Leaf音楽療法センター/音楽支援専門士協会/高齢者福祉施設 介護スタッフ/フリーランス・セカンドワーク/地域ボランティアなど

高齢者福祉
音楽支援専門士
になるには
前期課程
2ヶ月〜
後期課程
6ヶ月
修了試験
高齢者福祉
音楽支援専門士へ
【応募資格】
- 音楽での仕事の幅を広げたい方
- 音楽をヘルスケアに活かしていきたい方
- 副業として何かをしていきたい方
※ピアノの講義が含まれますが、未経験の方でも受講いただけます。尚、演奏技術に不安のある方は別途、演奏技術向上のためのプログラムをお申込みいただくことも可能です。
【費用】
※テキスト、映像利用料、実習及び修了実技費、事務手数料が含まれます
- 前期のみ:55,000円(税込)
- 後期のみ:165,000円(税込)
※日本音楽療法学会認定音楽療法士、又はそれに準ずる資格をお持ちの方、音楽療法の実践を3年以上継続して実施されている方は、後期課程からの受講で始められます。
前期課程(取得資格:高齢者福祉音楽支援サポーター)
前期課程—内容—
- インターネット上で配信される映像+テキスト学習
- web試験
音楽支援を行う上で必要な基礎知識を学び、現場に立つための準備をしていく過程です。
学習は[インターネット上で配信される映像+テキスト]によって勉強していただけるため、ご自身のペースで内容を進めていくことができます。
また、3月/9月に行われる修了試験はweb上で受けていただくことができ、合格者は「高齢者福祉音楽支援サポーター」の資格を取得、後期課程に進んでいただけます。
※前期のみを受講することも可能です。
前期課程 詳細
- 【開講時期】
- 通年(お申し込みいただいた翌月から始められます)
- 【受講期間】
- 2ヶ月〜
- 【受講方法】
-
- 映像+テキストによる学習
- 修了試験(Web記述試験)
- 【講義内容】
-
- 音楽支援と音楽療法
- 高齢者の理解
- 福祉的音楽療法 I
- 福祉的音楽療法 II
- 伴奏法
- 支援で扱う曲と時代背景
- 【取得資格】
- 高齢者福祉音楽支援サポーター
ピアノ演習プログラム(追加プログラム・別途有償)
ピアノ伴奏スキルに自信がない方、未経験の方を対象に、伴奏指導が受けられるプログラムです。
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専属の講師があなたの伴奏を聴き、伴奏課題について考えながら、伴奏技術向上に向けて指導していきます。
音楽支援では、綺麗に弾くことが目的にはなりません。どれだけ歌いやすいか、どれだけ高齢者の皆様に合う選曲ができるか、そのための多くのレパートリーを獲得することが必要であり、とにかく積み重ねの練習が欠かせません。
実際の場面を想定し、「伴奏練習→伴奏の録音・専属講師に送信→課題の指導・宿題」を繰り返し行うことで、しっかりと練習期間を設け、上達具合を確認しながら伴奏技術を磨いていくことができます。
また、基本は撮影いただいた伴奏に対して指導していきますので、日程等調整する必要がなく、ご自身のペースに合わせて行っていくことが可能です。
- 【料金】
- 月額8,800円(税込)
- 【備考】
-
- 受講期間は3カ月〜。プログラムの終了は必要に応じて双方相談の上で決定いたします。
- 高齢者福祉音楽支援専門士の講座を受講予定又は受講中の方、講座を修了された方がお申込みいただけます。
- 実際に音楽療法又は音楽支援の現場で活躍している講師から、直接指導を受けられます。
- 課題提出の頻度は月1~2回、4~10曲程の課題が課されますが、ご都合に合わせて課題を調整しながら指導いたします。
- 指導方法については、【電話・オンライン・LINE・Mail】のいずれかにて、事前に方法を相談した上で決定いたします。
- 直接、対面での指導をご希望の方は別途ご相談ください。
後期課程(高齢者福祉音楽支援専門士養成課程)
後期課程—内容—
- インターネット上で配信される映像+テキストを利用した学習
- zoomを利用したスクーリング・・・4日間(※1)
- 現場実習(※2)
- 修了試験
前期課程で学んだ知識を活かし、実際の現場で音楽支援の経験を積んでいくための課程です。
上記の1~4をおよそ6カ月間の中で行っていきます。特に③現場実習では、担当講師がマンツーマンで指導いたしますので、現場経験の中でしっかりと実力をつけていくことができます。
- ご自宅での受講が難しい場合はご相談ください。
- 音楽支援専門士として活躍するために必要な学習の一環で、実習先はお住まいの近くにある介護施設やお知り合いの介護施設等、ご自身で決めて行っていただきます。尚、実習先が決まらない場合は、「研修プログラム」へお申し込みいただくことで、当協会が調整することも可能です。
後期課程—受講要件—
- 高齢者福祉音楽支援専門士 前期課程受講済みの方
- 日本音楽療法学会認定音楽療法士又はそれに準ずる資格をお持ちの方
- 音楽療法の実践を3年以上継続して実施されている方
後期課程 詳細
- 【開講時期】
- 4月開講クラス/10月開講クラス
- 【受講期間】
- およそ6ヶ月
※実習の進み具合により前後する場合がございます。 - 【受講方法】
-
- eラーニング(映像+テキストによる学習)
- スクーリング
- 現場実習
- 修了試験(現場実技)
- 【講義内容】
-
- 音楽支援法 I(プログラム作成)
- 音楽支援法 II(身体活動と楽器活動)
- 音楽支援法 III(回想法)
- 心理学概論
- 音楽支援実技I〜IV(スクーリング)
- 【取得資格】
- 高齢者福祉音楽支援専門士
〇音楽療法士と高齢者福祉音楽支援専門士の違いについて
高齢者福祉音楽支援専門士は、児童・精神科・高齢者など幅広い年代に対して、医療的・福祉的・療育的セラピーを目的とする音楽療法士とは異なり、高齢者施設を中心に音楽を用いて福祉的支援を行うことを目的としています。
研修プログラム(追加プログラム・別途有償)
当協会より指定した介護施設にて、実際の現場を見学いただいた後、実際に音楽支援(チャレンジセッション)を行っていただきます。
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チャレンジセッションでは、専属の講師がプログラムの作成から現場へ同行し、その後の振り返りまでマンツーマンで指導いたしますので、講座実習よりも細かい指導を希望される方にオススメのプログラムです。
研修プログラム —内容—
- 音楽支援の現場を見学(2~4日間)
- チャレンジセッション(1)の実施(プログラム指導/現場同行/セッション振り返り)
- チャレンジセッション(2)の実施(修了試験)
- 【料金】
- 66,000円(税込)
- 【備考】
-
- 受講期間は6カ月です。繰り返しお申込みいただくことも可能です。
- 高齢者福祉音楽支援専門士の講座を受講予定又は受講中の方、講座を修了された方がお申込みいただけます。
- 日程は事前にスケジュールを伺った上で、できる限り考慮して決定いたします。
- 研修対応エリアは、関東首都圏となります。
- 受け入れられる人数に限りがありますので、お申込みの際にご確認ください。
資料請求・
お問い合わせ
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